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プレスリリース


一体感醸成これから
一体感醸成これから

南日本新聞10月7日(日)に掲載されました。

県南部地区 上空ルポ
錦江湾を背にそびえるイオン鹿児島ショッピングセンター。まるで山城を思わせる存在感だ。コンクリート橋一本で陸とつながったマリンポートかごしま(人工島)は緑が少なく無機質さが目立っていた。大型娯楽施設や商業施設が相次いでオープンする産業道路周辺の鹿児島市南部地区を6日、上空から見た。
木材港という土地柄からか、灰色など控えめな色の建物が多いイオン周辺。真新しいクリーム色の巨大な健屋はいやがうえにも目立つ。四方に設置された出入り口から次々と車が吸い込まれていった。
天文館地区や中央地区と比べ、イオン周辺には広大な空き地や広い駐車場が目につく。ビルが所狭しと林立する天文館地区と比べると、余裕のある土地の使い方が印象的だ。
にもかかわらず、緑が少ないのは気になった。それを補完する役割も担っているはずのマリンポートかごしまも緑の面積は小さい。人影も上空からはほとんど見えなかった。
工業地域から商工地域へと変ぼうを遂げる一帯。街の一体感という点では、天文館、中央地区にまだ及ばないという印象も受けた。車が主役から人が主役の街へ。調和の取れた都市計画が求められている。

鹿県産品を全国発信-イオン 岡田 元也社長
-鹿児島出店の抱負を。ジャスコとして鹿児島初出店を、大型ショッピングセンターで飾ることができ感慨深い。近年消費者の価値観が変わり、全国的なものから地域密着の商品を求めるようになった。消費者に支持される品ぞろえに努める。
-鹿児島の感想は。
数年前、ドルフィンポート(鹿児島本港区の暫定開発)問題で、不透明さや県外(資本)に対する排他性を感じた。鹿児島の消費者も変わった。生活に変化をもたらす新しいものを歓迎し、地元にプライドや自信を持つようになった。変わる消費者に企業や行政がついていけるかが都市間競争に打ち勝つかぎ。遅れないよう努力したい。
-今後の鹿児島出店の可能性は。
魅力的な場所はたくさんある。拠点都市として発展する鹿児島市は、どういう将来計画を持つかで出店は大きく変わるだろう。もう一回り大きな街を目指す可能性もあり、そうなると新しい街にふさわしい商業施設が造られる。その時に声をかけてもらえるよう努力したい。
-鹿児島県産品をどう売っていくか。
現在、イオン全体で約130億円の鹿児島県産品を取り扱う。農畜産品などの県産品をブランドとして確立すため、地域の隠れた逸品を発掘し、全国で販売する「地産全消」による支援を強化したい。

1000を越す専門店で勝負-We Love天文館協議会 有馬 勝正会長
-1つの「街」ともいえるイオン開店。規模や集客力は脅威では。
確かにしばらく影響を受けるだろう。イオン対天文館という構図で見られがちだが、イオンは単なる街の部分的コピーにすぎない。歴史や文化を少しずつ積み重ねてできた街、天文館とは土俵が違う。脅威というより、3年前のアミュプラザ開業などによる売り上げ減といった危機感を、地区全体で共有できた機会だととらえている。
-具体的対策は。
イオンはジャスコが核店舗で170の専門店。私たち天文館は2つの百貨店を核店舗に千を越える専門店を持つ。自信を持って挑みたい。これらを有機的につなぐ手だてを考え、仕掛けていく。電車やバスなど公共交通もさらに活用したい。11月予定の「市電無料の日」はその先駆けだ。
-今後の街づくりのイメージは。
イオンは消費者だけを見て商売すればいい。しかし天文館は鹿児島の顔であり、消費者だけでなく、市民県民と向き合って街づくりをしていく必要がある。少子高齢化や環境に配慮した「人と自然にやさしい街」を目指す。必ずにぎわいは戻ってくるはずだ。
-協議会が発足して4ヶ月。手応えは。
会員として100近くの企業や団体の協力を得ており、予想以上。多くの励ましの声もあり、手応えを感じている。


(公開日:2007年10月07日〜2007年10月07日)