プレスリリース
- 飲食店ママ団結
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2007年9月14日(金) 讀賣新聞に掲載されました。
県内一の繁華街・天文館(鹿児島市)を盛り上げ、客離れを防ごうと、飲食店のママらでつくるまちづくりグループが発足した。このほど発足式が同市のホテルで開かれ、顧客ら約150人も駆けつけ、"女帝"らの腕まくりを歓迎した。
着物姿で勢ぞろいしたのは、「粋麗会」のママたち30人で、いずれも天文館の飲食店を切り盛りしている。10月、市郊外に県内最大級の大型店「イオン鹿児島ショッピングセンター」の出店を控え、天文館の客離れを防ぎ、町の魅力をもっと高めようと、市社交行組合が呼びかけて発足した。
接客ボランティアとして、ママたちが県内外で開かれる顧客の懇親会場などに出向き、天文館のPRをすることなどを予定している。
同会の鹿倉真己子さん(41)は「品格を持ち、おごることなく、さらに鹿児島と天文館を広く知ってもらうように取り組みたい」と話していた。
一方、攻めるイオン鹿児島ショッピングセンター(鹿児島市東開町)も、開店準備とともに、地域に溶け込もうとする取り組みを始めた。
11日には核店舗のジャスコ鹿児島店の従業員約500人の団結式が、同市のホテルで行われた。経営母体のイオン九州(本社・福岡市博多区)の森永幸一熊本・鹿児島事業部長から、松永青史郎店長に辞令が交付された。イオン九州広報は「来週から各店舗への商品入れなどが始まります。オープンを前に、士気が高まっています」と意気込む。
また従業員や地元の住民ら約2000人がクスノキやアラカシなど59種類約2万本を同センター敷地内に植樹したほか、市中心部の甲突川河川敷約1キロで、従業員ら約300人が雑草や空き缶などを拾う清掃活動も行った。
(公開日:2007年09月14日〜2007年09月14日)